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通常の輸血では加温の必要はない。
手術や外傷等で緊急に輸血する場合に保冷されている赤血球製剤等をそのまま輸血すると患者の体温低下の心配がある。
そこで次のような場合等には溶血を起こさない範囲での加温(37℃)が必要とされている
(American Association of Blood Banks:aaBBによる)。
- 成人患者における急速大量輸血(50mL/kg/h以上)
- 新生児交換輸血
- 小児患者で15mL/kg/hを超える量の輸血
- 寒冷凝集素を持つ患者への輸血
- 中心静脈内に挿入されているカテーテル等を介しての急速大量輸血
加温の方法としては、血液専用加温器を使用する。恒温槽等に直接血液バッグを入れての加温は不適切であり、
更に家庭用電子レンジでの加温等は絶対に避ける。
また、加温器を用いた輸血事故が報告されていることから、加温器を使用する場合にはその取り扱い、
保守点検に十分配慮すること。
☆参照資料:輸血情報「9602-18」(PDF377KB)
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